木本 めぐみ

現在担当している業務は

■平常業務
国際部は海外の競馬主催者や馬主、厩舎関係者との連絡窓口となっており、私は主に招待状やお礼状の作成・送付をはじめ、食事や記念写真の手配、贈答品の作製等、来日者の接遇準備を担当しています。その際、特に招待状や記念品などは形に残るので、誤字脱字等のミスがないかなど、細心の注意を払って取り扱うよう心がけています。また、米・英・香港に ある海外駐在員事務所の労務管理や各種支払い等の事務作業も行います。
■開催業務
主に「投票業務」「整理業務」の2業務に従事しています。前者は競馬場やウインズの投票所の責任者業務、後者は投票所の外でお客様案内を行う業務です。後者の場合も与えられた持ち場の長を務めるため、いずれにおいても常に冷静な判断とリーダーシップが求められます。また海外の競馬関係者が来日される際には、投票券の購入方法や競馬場内のご案内など、日本の競馬をご堪能いただくためのおもてなしをします。すべての業務に共通するのがお客様とじかに接することなので、目の前のお客様が何を求めておられるかを瞬時に理解し、すばやく適切に対応することを心がけています。

JRAを就職先として選んだ理由は

大学時代に知人に誘われて有馬記念を観戦してから、すっかり馬に魅了されてしまいました。元々馬好きで、同じころ乗馬クラブに通い始めていたのですが、疾駆する馬の姿はクラブで見るよりもさらに美しく神々しいものでした。レース観戦の高揚感も忘れがたく、競馬場へも足を運ぶようになったのです。その馬好きが高じて就職先も馬とかかわれるところにしたいと、ワールドクラスの競馬の主催者であるJRAを志望しました。常に馬とつながっていられることに加えて、平日と土日で異なる業務に就くこと、出張が多いことなども、変化のある仕事を好み旅行も好きな自分にとっては好材料で、ますます理想的な職場だと思いました。

やりがいを感じることは

外国馬や外国人騎手を招待して行われるレースは、数あるレースの中で私たち国際部がその開催に深くかかわり、多くの任務を果たさねばならないレースです。それだけに準備段階から多忙を極め 、力量を問われることにもなりますが、同時にやりがいを感じさせてくれるレースです。外国馬の出走や招待騎手の来日が決まると、受け入れのための事務手続きや公式イベント等の準備を始めます。部内を一体化し、開催競馬場や関係各部署とも連携して作業にあたります。馬や関係者の来日後には、彼らとも密にコミュニケーションをとりながらレース当日に臨みます。滞在中は予期せぬハプニングなどもしばしばで、対応に戸惑ったり苦慮したりすることもありますが、彼らが無事レースを終えたときは、安堵感と達成感で胸が一杯になります。そしていかにやりがいのある仕事であったかを再認識し、自分のできることはわずかであっても、全力を尽くしてまた日本に来てもらえるように頑張ろうとも思うのです。

これまでに印象深かったことは

入会して迎えた3回目のジャパンカップでの1シーンです。当日、私は海外の競馬主催者や外国馬関係者の方々を接遇していました。当然ながら、レースが近づくにつれて一同の期待感や緊張感が高まり、ゲートが開くと同時に声援がMAXに。終始、外国馬関係者は声を張り上げ、やがて馬たちが続々とゴールイン。すると彼らは、結果とは関係なく誰彼となく抱き合って馬の健闘を喜び合っていました。この瞬間、胸が熱くなりました。これまでも1頭の競走馬がレースに出走するまでに多くの人々がかかわっていることを頭では理解していました。でもこのときに初めてそれをまざまざと思い知らされ、同時に関係者の馬への想いの深さを実感することができたのです。

将来の目標や夢は

「この人になら」と信頼されて仕事を任せてもらえるようになりたいし、ならなくてはと思っています。そのために日々の業務を、大小の別なく正確かつ迅速にこなしていくことが大事だと自覚しています。また、他部署を経験できるのはまだこれからですが、勉強を続け、経験を積んで、ゆくゆくはどこかしらの分野のエキスパートになりたいと考えています。そして夢は、世代を超えた多くの人々に競馬を愛してもらうことです。まだまだ競馬に対する一方的な先入観を持つ人は少なくないと思いますが、レースのおもしろさや競走馬の美しさなど、山ほどある魅力を知ってもらい、競馬好きをもっともっと増やしていくことができたらと思っています。

学生へのメッセージ

就職活動は、自分を見つめ直す良い機会だと思います。自分は何が好きなのか、将来どんな仕事をして、どんな人間になりたいのか――つまり自分の価値観とはどういったものなのかを、あらためてじっくり考えてみてください。そのうえで視野を広げて社会を見ていくと、それまで興味のなかった分野にも、実は自分の価値観に合致する仕事があることに気づくでしょう。JRAには職員全員に「平常業務」と「開催業務」の両方が義務づけられていて、それらは一見、まったくの別物にも見えますが、どれもみな競馬につながっている仕事です。競馬が仕事のゴールであり、全員がそこに向かって働くという企業風土は、ほかにはなかなかない、JRAならではのものだと思います。

プロフィール
木本 めぐみ
事務職 国際部 国際渉外課、入会3年目。
1年目~現職
※地域限定型で勤務

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