安田 慎の1day&1week

利益を追求していくというよりは、漠然とですが、公共性の高い仕事がしたかったので、元々は公務員志望でした。地元には競馬場もウインズもなかったのですが、テレビやゲームで知った競馬を好きになり、その魅力を広く伝えたいと思い、JRAを志望しました。JRAもエンターテインメントの提供を第一義とする公共性の高い組織。しかも、今はそこでマスコミを通じて過去の自分と同じ境遇の人にも競馬の魅力を発信できる広報の職にあり、とても幸せに仕事をさせてもらっています。

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平常業務

今のシゴトについて、「平常業務」を具体的に教えて!

マスコミに「プレスリリース(広報発表)」という形で情報を発信する仕事をしています。日々、各担当部署からJRAに関するさまざまな情報が私たちの広報部・報道室に届きます。それを、当該部署ともやりとりしつつ、情報を整理して所定の書式でリリース原稿を作成し、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌等の主要メディアに配信します。また、たとえば、ある騎手があと3勝で1,000勝達成、といったトピックの配信もするわけですが、そういった競馬の記録整理を担当するのも報道室です。そして、マスコミの窓口として、すべての問い合わせや取材依頼に対応し、取材については担当部署や競馬場との調整を行い、必要に応じて立ち会うこともあります。

「平常業務」を行ううえで、どんなことを心がけているの?

自分が担っている仕事の影響力の大きさを常に自覚しながら職務にあたるということです。配信する情報にしても、対応して形になった取材でも、各方面に決して小さくない影響を与えていますので、情報の内容に誤りがあってはならず、何よりも第一に正確な事柄を、できるだけ速やかに配信することを心がけています。また、マスコミの立場と意図をよく理解し尊重もしたうえで、競馬の主催者として安全で公正な競馬を運営するために、必要なときには毅然とした姿勢も貫き、上手く両者の落としどころを見つけることも広報の大事な仕事です。そういった一連の調整のなかで、良好な信頼関係を築いていけたらと思っています。

開催業務

今のシゴトについて、「開催業務」を具体的に教えて!

開催日は仕事場を開催競馬場に移して、平常業務で行う仕事を継続します。各競馬場のスタンド内にある報道エリアの広報室が私たちの業務の拠点です。報道エリアには、常設の記者室や中継テレビ局・ラジオ局・競馬専門紙等の部屋もあります。主な業務としては、競馬に関するさまざまな問い合わせ対応のほか、進行中の競馬で起こった出来事に関する情報を、担当部署から収集し、整理して各マスコミに届けます。たとえば、レース中に落馬事故が起きたら、その背景や騎手と競走馬のケガの有無等の情報を収集します。また、取材現場に立ち会ったり、新たな取材依頼に対応したりもします。なお、JRAの競馬は一日に2または3の競馬場で開催します。そのため、私たち広報部の職員は各競馬場にそれぞれ出張して相互に連携しながら業務を行います。

「開催業務」を行ううえで、どんなことを心がけているの?

基本的には平常業務と変わらないのですが、しいて言えば、平常業務よりもスピード感を重視しています。数ある情報の中でもレースについての情報は特に注目度が高く、配信が早ければその分メディアによってネットにも早くアップされて、ファンの元に届きます。また、開催日の取材については、制約もある中でこちらからもマスコミになるべく多く取材してもらい、競馬の魅力を積極的に報じてもらうように工夫することです。私たちは、JRAとしてファンに伝えたいことを、マスコミを通じて伝えてもらっているわけですから。特に競馬を扱い慣れていないマスコミからの取材については、競馬の基礎から説明することになりますが、そういった媒体に取り上げてもらえるのは大きなチャンスだと思っています。

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1day

平常業務の1日はどんなことをするの?

9:30 メールチェック
出社してデスクについたら、まずはメールをチェックします。ほぼすべてのマスコミ対応をしているため、私たちのもとには相当数の問い合わせや取材依頼が舞い込みます。一通りチェックし、適宜対応します。週の始まりの水曜日には、この時間帯に室内打合せを行います。
10:30 中継テレビ局と打合せ
中継テレビ局との打合せがしばしば入ります。現在、関東では土曜と日曜にそれぞれ民放の2局が中継してくれているので、その2社とそれぞれ中継の内容やカメラ位置を確認するために打合せをします。
11:00 プレスリリース
競馬マスコミの記者は、平日はトレセン(トレーニング・センター:JRAの競走馬を平日に調教する場所)で早朝から馬の調教取材をしていることが多く、終わるのは午前10~11時頃。その点も考慮して、私たちはプレスリリースをその時間帯に行うことが多いです。配信前には関係部署と文案の最終チェック、校正、さらには問い合わせに備えた想定問答を行うなどの準備をして、メールとファックスを用いて一斉配信します。リリースの内容によっては、直後から室員全員が問い合わせ対応に追われることもありますので、しっかりと準備することを毎回心がけています。
14:00 配信のためのデータチェック
配信や問い合わせ対応が落ち着いたところで午後は調べものをします。毎週、その当該週に組まれている重賞レース等に関する記録をマスコミに配信しているので、これまでに蓄積されたデータや検索システムを駆使し、出走予定馬やその馬に騎乗する予定の騎手に関する記録など、マスコミの記事作成や放送内容の充実に役立つようなトピックを探し、調べます。もちろんその配信するデータ量は、レースの格に比例して増え、GIレースであればかなりの量になります。したがって週末にGIを控えた週には、記録整理作業に多くの時間を費やします。
15:00 取材のコーディネート
受付済みの取材についての依頼者側の要望や、中継テレビ局との打合せで要望のあった確認事項等を整理して、取材地やロケ地となるトレセンや競馬場側に伝えて調整を行います。また、プレスパスの作成、当日来場するマスコミ車両の入構申請等を済ませておくといった作業にも着手します。
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1week

本部勤務の1週間を教えて!

水曜日:平常業務 予定確認&情報共有
1週間の初日。朝のうちに必ず室内ミーティングの時間を設け、今週のスケジュールを確認し合うとともに、週末に各自が出向いた開催競馬場での出来事を報告し合い、情報の共有を図ります。また水曜は、トレセンで週末のレースに出走する馬の最終追い切りが多く行われる日で、その後には出走する馬を管理する調教師・騎乗する騎手を対象に共同記者会見を行うこともあります。特にGIレースを控えた週は注目度も高いので、私もその対応のためにトレセンに行くことがあります。
木曜日:平常業務 慎重を期して配信
午後に、週末開催されるレースの出走馬が確定するので、まずはその情報を速やかに配信します。その後も、騎手変更や出走取消の可能性があるので、その都度速やかに情報を配信する必要があり、ここから先はより緊張感を持ってかからねばならない時間になります。また出走馬確定後には取材や撮影の依頼が集中するため、対応して必要な手配を進めます。競馬場には、競馬の公正を確保するため取材や撮影を許可できない場所も多く、依頼者のニーズに応えきれないこともあるのですが、なるべくマスコミの意図や要望に沿えるよう、代替案を提示するなどして対応するようにしています。
金曜日:平常業務 緊張感高まる「馬番」確定の日
朝10時に、土曜のレースの「馬番」が決まります。どの馬が何番ゲートからスタートするかというレースの重要事項ですので、直前の出走取消等にもスムーズに対応するため、朝も普段より早く出社し準備します。馬番が決定し、最終的な出馬表が確定したら即座に配信をしますが、競馬専門紙等が馬番を反映させた出馬表を紙面に載せ、印刷に回すまでにも、出走取消や騎手変更は起こり得ますので、馬番確定から紙面刷りの時間帯は特に緊張感をもって対応しています。午後は、取材依頼やカメラ位置等の最終調整を行い、調整内容をまとめた確定資料を関係各所に送付し、開催日に備えます。

競馬場へ出張

土/日:開催業務 レース前後のメディア対応
朝は天候や馬場状態、変更情報等の配信業務を行いつつ、達成間近の記録の最終チェックを行います。その後、レースについての情報配信、記録達成騎手や調教師へのコメント取り、必要に応じて取材やテレビ中継の立ち会いをこなします。メインレース後の勝利騎手インタビュー、表彰式、記者会見などでは、円滑に進行できるよう騎手や取材陣の誘導整理を行います。特にGIレースの開催日には多くのマスコミが取材に訪れますので、広報職員総出でさまざまな取材に対応します。最終レース終了後も、競馬記者からの問い合わせ対応をし、記者の記事打ちが終了する19時頃が我々の業務終了時間となります。
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