働く人の紹介
装蹄職
日高育成牧場
業務課
小林 弘暉
2019年度入会

入会の動機は?

学生の頃は馬術部に入っていたくらい、もともと馬が好きでした。装蹄師は、やってみないと分からない部分が多かったですが、馬に関わる仕事に就きたいと思っていたので入会を決めました。

仕事の具体的な内容は?

毎朝、放牧前に肢向き・姿勢を確認して調整しています。セールで購買した1歳、ホームブレット、当歳、繁殖牝馬、乗馬の削蹄・装蹄を行います。また、調教馴致の補助も業務のひとつです。

削蹄・装蹄で心がけていることは?

それぞれの馬に合わせた削蹄・装蹄をすることです。例えば、仔馬の蹄は柔らかくて成長も早く、肢勢や歩様が大きな影響を与えるため、こまめな削蹄を行い矯正していきます。

どんなことにやりがいを感じていますか?

手をかけた馬が、セリに出ていくのが見られることや、レースや乗馬の大会に出て活躍する過程が見られることです。

開催業務について教えてください。

装蹄師には「蹄鉄検査」「馬房割り」「下見所誘導」の執務があります。

「蹄鉄検査」では、レースに出走するにあたって禁止蹄鉄を履いていないかなどを確認します。

「馬房割り」では、装鞍所内の馬房の割り当てや、装鞍所内で落鉄した馬の蹄鉄の打ち直しを担当します。

「下見所誘導」では、装鞍所からパドックまで競走馬を誘導します。

JRAで働くことの魅力を教えてください。

JRAの装蹄師は、勤務先によって様々な種類の馬を削蹄・装蹄することができます。

それによって、たくさんの経験や知識が増え、その馬に合ったアプローチができるようになります。

皆さんへのメッセージ

JRAの装蹄師は、勤務先によって様々な種類の馬を削蹄・装蹄することができます。それによって、たくさんの経験や知識が増え、その馬に合ったアプローチができるようになります。