働く人の紹介
馬取扱技能職
美浦トレーニング・センター
業務課
飯塚 翔
2020年度入会

入会の動機は?

親や親戚も厩務員などの馬に携わる仕事をしている関係で、自然と馬にかかわる仕事をしたいと思っていました。小学5年生から乗馬を始めて、その中でコミュニケーションをとった乗馬苑の先生方に憧れ、JRAの馬取扱技能職を志望しました。

仕事の具体的な内容は?

馬の飼養管理や体調管理、馬房掃除や手入れを行います。少年団や一般の方、厩舎関係者の指導をする他、新馬調教や発馬練習なども担当しています。

飼養管理について心がけていることや、やりがいを教えてください。

自分も馬房で寝られるくらいきれいにしたり、馬の体調をよく見るようにしています。馬がいい気持ちで寝られるように馬房をきれいにすることで、 馬が喜んで寝転がったりしている様子や手入れをしているときに気持ちよさそうにしているところを見るとやりがいを感じます。

乗馬指導について心がけていることややりがいを教えてください。

教えている方々が何を目標にしているかによって指導を変えています。乗馬は説明するのが難しい部分がありますが、何か他のことに例えて指導したりしています。普段指導している少年団の生徒たちが大会で優勝したりするととてもやりがいを感じます。また、一般の方々が楽しく馬に乗ってくれている姿を見るとうれしい気持ちになります。

競馬場での開催業務について教えてください。

主に3つあります。1つ目は検体採取です。1着~3着の馬などの尿を取りドーピングなどがないか検査します。2つ目は放馬止といい、馬が騎手をふり落としたりして、走り回っている時に馬を捕まえる役割です。3つ目は整馬です。スタート直前に馬をゲートに入れる仕事で、競馬開催の最前線で仕事をすることができます。

これまででいちばん印象深かったことは?

日高育成牧場にいた際、様々な方の協力や指導のおかげで全日本障害馬術大会PARTIIという大会に出場できたことです。結果は残せませんでしたが、とても勉強になり、いい経験と自信にもなりました。

皆さんへのメッセージ

競馬場での開催業務はとても迫力がありますし、有名な馬とも会えたりします。平日の業務もつねに馬を身近に感じられるので、馬が大好きな方にはお勧めです。