競馬サークルとJRA
競馬サークルとJRA
様々な立場の人々の
支えがあって、
競馬は毎週走り続けます。
中央競馬は競走馬の生産者から馬主、調教師、厩務員、騎手など、様々な専門分野のプロフェッショナルたちによって成り立つ大きなサークル。
そのサークルの中心で大きな求心力となり、たくさんのお客様とのパイプ役として機能しているのが、私たちJRAです。
馬の誕生から引退まで
全国で誕生した仔馬が馬主の元へ。
北海道から九州まで、全国各地で種付け・繁殖を行う生産牧場。
そこで誕生する仔馬は年間約7,000頭にもなり、全国で誕生した仔馬が馬主のもとへと渡ります。ここで必要となる馬主の登録手続きをJRAが行います。
JRAの施設で本格的な調教がスタート。
デビューを目指す馬は、民間の育成施設などで初期調教が行われ、その後、JRAの調教施設であるトレーニング・センターで本格的な調教が開始されます。
ここで一切の管理責任を負うのが調教師。馬主から馬を預かり、調教・管理をして競走馬としてレースに出走させるまでの重要な役割を果たします。JRAでは調教師の免許試験を実施。競走馬としてのデビューに必要な手続きも行っています。
大切に育てられた馬がついにデビュー。
調教師や厩務員の手で大切に育てられた馬も、ついにレースデビューを迎えます。競走馬をレースで操るのはもちろん騎手。騎手免許試験を行うのもJRAの業務です。
またJRAの競馬学校では、騎手の養成の他、厩務員の養成も行っており、競馬サークルにおける人材育成の役割を担っています。
引退後は新たな競走馬を生み出す役割へ。
華やかなレース生活を送った後、競走馬はやがて引退の日を迎えます。引退後は生産牧場に戻り、種牡馬や繁殖牝馬として、新たな競走馬を生み出す役割へと活躍の場を移します。
こうして循環する競馬サークルの中から、より優秀な血統が生み出され、お客様の記憶にいつまでも残る名馬の誕生へと結び付くのです。