JRAには、平常業務と開催業務の
2つの仕事があり、
それぞれ異なる組織体制で
仕事をしています。

日本中央競馬会組織図

東京都港区にある本部がJRAの中枢として競馬場などを統括しています。また本部には馬事公苑、競馬学校、競走馬総合研究所、育成牧場(2場)、東西トレーニング・センター等7つの附属機関があります。

競馬場の最大の業務は、いうまでもなく中央競馬を開催することです。中央競馬を開催している競馬場は、札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉の10ヵ所です。

ウインズ(場外発売所)は、戦後の競馬を復興させる施策の一環として、また競馬場へ行くことのできないお客様の便宜を図るために設置されました。昭和23年に東京の銀座に設置されたのがはじまりで、現在は全国の各地区にウインズ等が設けられています。

競馬開催組織図

JRA職員は平常業務と開催業務、両面の勤務形態で仕事をしています。ほとんどの職員は、ウィークデーには、それぞれのセクションに分かれてデスクワーク中心の業務にあたります。

しかし、土・日の競馬開催日には、これらのセクションとは別に競馬開催組織図のような執務体制が編成されます。各職員は競馬場やウインズへ赴き、お客様の接遇、レースの施行、投票券発売管理、映像・情報管理など競馬開催の各種業務に直接携わります。