ギャンブルのイメージが強かった競馬に様々な楽しみ方があることを伝えていきたいと思ったのが入会のきっかけです。

最初の配属は人事部人事課で、採用関連が主な業務内容でした。具体的にはインターンシップや企業説明会を担当していましたが、学生時代、私は人前で話すことに苦手意識があったので、説明会を実施する際は毎回緊張していた記憶があります。しかし、上司が優しい方ばかりでアドバイスや意識するポイント等を教えていただき、回数を重ねることで自然と緊張せずに取り組むことができるようになりました。苦手を克服できたことで、開催業務でも困っているお客様にお声がけできるようになり、成長に繋がったと感じています。

その後、配属されたお客様部では様々な部署・年次の方と話す機会に恵まれて、まだまだ学ぶことが沢山あると日々痛感しています。JRAの職場では、困っていることがあったら優しく話しかけて教えてくれる職員が多く、そんな人とのコミュニケーションを大切に、より一層知識やスキルを身につけていき、少しずつ成長していきたいと思います。

もともと競馬好きではありましたが、何よりも人々の生活を豊かにするレジャー・エンタメ業界に強い憧れを持っていたことが入会のきっかけでした。入会して十数年を迎えますが、職場やその業務内容は多岐に渡っていて、公私問わず得られる経験や出会いも無限に広がっており、支え合う職員同士の温かいコミュニケーションや、経験してきたことがすべてつながっていることこそがJRAの魅力だと思います。

またJRAは、転勤も非常に多く、都度の引っ越しは大変な点もありますが、余りある福利厚生等諸制度が整備されており、仕事に全力で打ち込みつつも、それらを活用しながら、その時々での家族の思い出を大切にする「ワーク・ライフ・バランス」が実現できる会社だと実感しています。

競馬の開催は、多種多様かつ大勢の人々の力が結集したうえで行われます。私は今後、そのような人々を繋ぐバイプレイヤーとして活躍できればと思うので、そのために必要な職種や業務の垣根を越えた幅広い部署・仕事を経験したいと考えています。

学生時代に競馬未経験の友人を連れて競馬場へ遊びに出かけた際、友人が「競馬のイメージが変わった！」と楽しんでくれたことが嬉しく、競馬を仕事として捉えるきっかけとなりました。若手のうちからリーダーとして責任ある仕事を任されると聞いていたため、最初のうちは私がリーダーシップを発揮できるのだろうかと不安でしたが、先輩方の姿からリーダーの在り方は想像よりも多様であることを学びました。

開催日の現場や平日の業務で責任者を任される現在は、自分の考えを周りと共有し、意見や同意を得ながら物事を進めるようにしており、自分の考えを明確に持ちつつ、それに固執せず周囲の意見を素直に受け止めてより良い形に変えていけるよう心がけています。

これまで転勤や出張で様々な土地を訪れてきましたが、今後も同様に新しい出会いや学びに恵まれる職員生活が送れたらいいなと思っています。まだ配属されたことが無い競馬場での勤務も経験したいですし、海外駐在員事務所での勤務にも興味があります。