CROSSTALK05
ママさんパパさん
座談会
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ママさんパパさん
座談会
座談会
使える制度は?周囲の協力は?
子育て世代の職員が
JRAでのキャリアと
育児の両立について語ります。
子育てをしながら働く3人のJRA職員たち。
石川さんは現在、時短勤務のママさん、
木村さんは2人のお子さんがいるパパさん、
湯田さんも小さなお子さんがいるパパさんです。
日々の働き方や家族で過ごす休日などに
ついて聞いてみました。
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事務職本部 総務部 総務課石川 智加Tomoka Ishikawa2009年度入会
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事務職本部 施設部 施設総務課木村 健太郎Kentaro Kimura2017年度入会
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事務職本部 ウインズ部
ウインズ総務課湯田 洋平Yohei Yuda2014年度入会
今の仕事内容は?
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石川本部の総務部総務課で働いています。 総務課といっても仕事内容は幅広く、私が主に担当しているのは、宅配便等の本部ビルに関わる契約業務や備品の調達などです。職員の方々が働きやすい環境作りの窓口となる仕事をしています。
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木村競馬場やウインズなど施設の建設工事や設計業務の契約に関する事務手続き、契約内容のとりまとめや公表、入札等の審査手続きを行っています。私自身は事務職ですが、工事や設計などの専門分野に関する仕事なので、技術職の方と一緒に仕事をしています。
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湯田私は全国のウインズにおける役務契約や調達契約に関わっています。 ウインズが参考にする契約手続きについてのマニュアル作成や各種書類のひな形の作成などを行います。また、ウインズからの契約に関する問い合わせへの対応もしています。
仕事と育児の両立に
ついて思うこと
不安などはありましたか?
ついて思うこと
不安などはありましたか?
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石川もちろん復帰前は、両立ができるのか不安でいっぱいでした。でも、いざ復帰してみると、職場や家族の理解もあって、何とか続けることができています。子供の急な体調不良などで出勤できないこともあるため、仕事は期日など優先順位を決めて取り組むようにしています。子供も保育園に通うことで、年齢の近いお友達がたくさんでき、集団生活を送ることでいい刺激になっているようです。 復帰後は、子供といっしょにいる時間は短くなりましたが、その分いっしょにいるときの時間をより大切に感じられるようになりました。何より子供本人が楽しそうに遊んでいる姿を見ると、復帰してよかったなと思っています。
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木村やっぱり両立は大変ですよね。日々奮闘といった感じですが、あまり無理はしないように体調面には気を付けるようにしたいと思っています。一人目の時はすべてが初めての体験だったので不安もありましたし、どうしても生活リズムが不安定になってしまうので、それに対応するのが大変でした。二人目の時は、大変さが増した部分もありますが、経験値がある分気持ち的に楽な部分はありました。
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湯田うちの場合は、同じJRA職員だった妻が退職し、子供が小さいうちは専業主婦をする道を選んでからは、大きな不安はありませんでした。 子供が幼稚園や小学生に上がるタイミングで妻が改めて働き始めたいと考えているので、そこからの両立は負担があるかなと想像しています。定期人事異動により転勤があることや、土・日に仕事がある働き方なので、JRAの労働環境での仕事と育児の両立は世間の一般的な企業に比べても大変なものがあると思っています。
JRAの産休・育休制度や
育児に役立つ制度について
教えてください。
育児に役立つ制度について
教えてください。
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石川産休・育休の制度は整っていると思います。会社からのサポートもあり、安心して出産も復帰もできました。特に育休は、子供が3歳の誕生日の前日まで取得できるので手厚いと思います。最近は男性職員も多く取得しているようです。
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木村私も次男が生まれた際1ヶ月ほど育休を取得しました。実家が遠く、手を借りられない状況だったため、制度のありがたみをすごく感じました。期間中は家事・育児に専念できましたし、家族水入らずで過ごせた時間はとても有意義でした。
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湯田たしかに育休については、法定の1年を超える3年の取得ができるので、他の企業に比べてもすごくいいと思います。妻は育休の期間中に退職しましたが、1年以上の休業期間があったので非常に役立ちました。
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石川復帰後は、子供の病院付き添いや定期健診時に利用できる特別休暇(子の看護休暇)や、1日2時間まで取得できる部分休業(時短勤務)がとても役立っています。 私は時短勤務を朝30分、夕方1時間30分利用しています。退社後は保育園のお迎えから夜ご飯にお風呂そして寝かしつけ、その合間に洗濯と時間が限られているため、時短勤務はすごく助かっています。
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木村うちでも子供が急遽一週間ほど入院したことがあったのですが、その時は看護休暇を利用し、家族の近くにいることができて本当に助かりました。
周囲の方のサポートや雰囲気で
助かったエピソードは?
助かったエピソードは?
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石川育休から復帰して早速2日目に子供の発熱で保育園から呼び出しがありました。 その際も上司や周りの方々が「早くお迎えに行ってあげて」と声をかけてくださったんです。その言葉にどれだけ救われたか…。今後周りに同じ立場の方がいたら、私も同じように声をかけられる職員になりたいと思いました。
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木村育休など長期間で休むとなった際は、同じ部署の方が支えてくださり、休暇を取得しやすい状況を作ってくださいました。育休を取りたいという相談は前々からしてはいたのですが、都度業務分担を調整し、皆さんがサポートしてくださったおかげで、休暇から復帰後にいきなりドサッと仕事が待っているといったことも全くありませんでした。
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湯田子供が幼稚園に行きだすと、子供が風邪をもらってくるケースが増え、最終的には家族みな全滅ということも…。この場合、いつも私が最後に風邪をひきますが、妻がダウンしている間も、早く帰るように周囲から促してもらって、助かったことがあります。
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石川本当に周りの方々のフォローがあるからこそ、仕事を続けられていると日々実感しますよね。私も周りには頼りになる先輩ママさんがたくさんいるので、相談に乗ってもらったりしています。
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湯田あと今は舎宅に住まわせてもらっているので、同じエリアの舎宅に住む同姓代の子供を持つ親同士が非常に仲が良く、和気あいあいと生活できています。家族ぐるみで一緒にバーベキューをしたり、家に呼んで子供同士遊ばせることもあります。
開催業務と平常業務での
働き方について
働き方について
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石川私の場合は夫婦ともにJRAの職員なので、土・日の開催業務のことも考えて、保育園は休日保育のある園に決めました。子供の送迎は基本私が担当していますが、家事育児には夫もかなり協力的です。開催業務は執務場所によって出退勤時間が変わるため、保育時間内に間に合わない時は実家に預けるなど、周囲に頼りながら勤務しています。 ベビーシッターやファミリーサポートを利用している先輩職員もいらっしゃいますね。
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木村開催業務は遠距離出張に行く機会も多く、週末は家にいないこともあるのですが、なるべく子供たちに顔を見せたいなと思い、出張先のホテルで家族とテレビ電話などしています。あとはお土産を多めに買って帰ったりしています。
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湯田開催業務は遠距離出張であることが多いので、ホテルでゆっくり過ごすか、同僚と外食することが多いです。レースに関する業務を担当することが多いので、一つひとつ着実に取り組むようにしています。 平常業務では、ウインズから問い合わせを受けることが多く、その対応業務が中心です。帰りが遅くなることが多いので、できるだけ子供が起きているうちに帰れるよう必死に仕事をしています。
お休みの過ごし方を
教えてください。
教えてください。
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木村なるべく子供を外に連れ出して、いろいろなものを見たり体験させたいなとは思ってます。子供が車や電車・新幹線など乗り物が好きなので、それらの展示イベントに行ったり、特急列車で旅行なんかも行きました。土・日休みの日に東京競馬場に遊びに行き、馬場内のミニ新幹線に乗れたのはいい思い出です。ただ長男が幼稚園に通いだしてからは、休みなのに一緒にいる時間が減ったり、運動会に参加できなかったりと寂しい場面もありますね。
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湯田月・火が休みなことが多いので、子供の幼稚園の送り迎えや習い事の付き添い、食事を作ったり買い物に行ったりなど、ふだん妻が行っていることを分担していることが多いです。たまに祝日で子供とお休みが合う場合は、家族で外出したりすることもあります。
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石川休日はできるだけ家族揃ってお出かけしています。子供が楽しめそうな場所に行き、みんなで遊んで美味しい食事をするのが定番です。子供の遊び場は土・日が混雑するため、平日休みだと比較的空いていて利用しやすいです。また、場所によっては平日料金の設定があったりもするので嬉しいです。その他にも、子供の定期検診や予防接種も平日は病院の予約が取りやすいので助かっています。 あと、たまに子供をパパに預けて、1人の時間や友人とカフェに行ったりもします。
今後のキャリアと育児について
考えていることは?
考えていることは?
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石川今は時短勤務という働き方の中で、自分に与えられた仕事をしっかりこなすことを意識しています。今後も仕事に変化をつけながら、やりがいや働きがいを意識して仕事に向き合っていきたいです。JRAは平常・開催ともにさまざまなことにチャレンジさせてもらえる環境があるのも魅力の一つだと思います。
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木村チャレンジという訳ではないですが、今後も子供の成長段階によって、またいろいろと生活に工夫が必要な場面が出てくると思うので、仕事と育児のバランス感覚を常に考えながら過ごしていきたいです。
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湯田異動が多い企業であることから、これからも様々な部署を経験し、その経験や知識を中央競馬に還元できるよう努力していきます。これからも地道にできることをコツコツと増やして積み上げていきたいです。
学生へのメッセージ
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石川学生時代を終えてこれから新たな道へ進むためには、一度いままでの自分を振り返ることが大切です。就活中は普段考えてもみなかったことで決断を迫られたり、辛いことや悲しい場面に遭遇したり、いろいろと大変な思いをすることもあるでしょう。 けれど自分が頑張った分だけ、必ず結果もついてくるはずです。就活に正解はありません。自分で納得する答えが見つかるまで、最後まであきらめずに頑張ってください。
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木村子育てと仕事に対する不安というのはあって当たり前だと思いますし、全てを完璧に両立させようとは考えなくてよいと思います。利用できる制度を有効活用して、自身に合った仕事と育児の良いサイクルを探していってくれたらと思います。
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湯田企業を選ぶにあたって、ご自身の描くライフプランが実現できる企業であるかどうかは非常に重要な要素であると思います。JRAは土・日の仕事や全国転勤のある働き方もあるため、ほかの企業に比べても育児との両立という面では、ハンディがありますが、ご自身のやりたいこと思い描いたことの実現に向けてベストな企業を選べるよう頑張ってください。