人と馬にとって安全な馬場、施設を提供するために、維持管理計画の策定や作業指示を行います。また、屋外施設の更新計画の策定から設計、発注、監理業務など、業務は多岐に渡ります。
日々、レースに向けて維持管理を行っていますが、大規模な馬場の更新はレースのない7月から9月にかけて実施します。
現在の仕事
馬場(コース)や屋外施設の
整備と維持管理
また、屋外施設改修の更新計画の策定、設計、発注、監理業務なども仕事の1つです。馬場に関する工事はもちろんですが、家族連れや女性の方、年配の方など、様々なお客様に足を運んでいただくために、競馬場が少しでも華やかになるよう遊具やローズガーデンといった屋外施設の整備にも力を入れています。
仕事のやりがい
と大切にしていること
と大切にしていること
コミュニケーションを大切に
10万人を超えるお客様の期待に応える
GIレースの開催日には10万人を超えるお客様を動員する東京競馬場の馬場管理となると、プレッシャーはありますがやりがいも大きいです。メンバーと相談しながら整備計画を立て、絶好の状態で日本ダービーを迎えられたときには達成感があります。
植物や施設が対象の仕事ですが、それらを管理し、運営していくのは人です。馬場造園業務は、職員のみならず関係会社社員、作業員と多くの人が関わっています。これら全ての人たちに、管理方針を理解してもらい、よりよい馬場・施設を提供していくために、コミュニケーションを大切にしています。
入会の理由
知ってもらえる仕事がしたい
学生時代から競馬が好きで、わずか数分間のレースに10万人以上のお客様が熱狂する現場に自分も携わりたいと思ったのが入会を決めた大きな理由です。競馬場の整備や維持管理といったハード面から、競馬の魅力を多くの人に知ってもらえる仕事がしたいと考えていました。
学生時代は土木工学科で学んでいたのですが、研究テーマはまったく異なる分野だったので、芝の管理や造園の専門知識は入会後に先輩に教わりながら蓄えてきました。
JRAで働く魅力
競馬の舞台づくりに携われること
ダービーや有馬記念など1度に多くのお客様が熱狂する競馬の舞台づくりに携わることができる。これがJRAで働くことの魅力だと思います。馬場造園業務は、競馬の根幹となるコースを整備することはもちろん、お客様に愉しんでいただけるエリアを整備するなど多岐にわたっており、土木、造園様々な経験ができます。
JRAの働く環境
職員同士の交流が盛んで業務も円滑
入社後半年間は、OJT期間として先輩と一緒に働きながら仕事を覚えていきます。馬場造園業務は特殊な仕事なのでOJT期間後もフォローがあります。工事や自然災害等で休日が変更になる場合がありますが、休日休暇制度も充実しており、オフの時間はしっかり持てます。
トラブルが発生したときも、皆が良い馬場づくりをしようと同じ目標をもっているから、ざっくばらんに話をして問題を解決できます。お客様課や業務課など他部署と関連がある仕事も多いですが、日ごろから公私とも交流が盛んで意見交換もしやすく、業務も円滑に進みます。
チャレンジしたいこと
国外の競馬も体験してみたい
常に安全な馬場を提供するのがいちばんの目標です。そこに向けてこれからもしっかりと整備や維持管理の計画を立てていきます。また、競馬場内の公園や遊具の整備など、小さな子どもたちが競馬場に親しんでもらえる環境を整え、将来のお客様になってもらえるような工夫もしていきたいです。
個人的には、JRAの海外研修制度を利用して国外の競馬場のメンテナンス等を学びたいと考えています。そこでの経験を、東京競馬場の整備にも活かしていきたいです。
オフ時間の過ごし方
その他、読書とサウナ、東京ヤクルトスワローズの応援です。
1 DAYSCHEDULE
1日の流れ
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9:00出勤・メールチェック
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11:00芝・ダートの状態をチェック
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12:00昼休憩
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13:00外部業者と打合せ
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14:00外部業者と現場確認
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15:00課員、協力業者社員と打合せ
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18:00退勤