契約室では主に本部の部署が施策する案件の契約事務手続きを取りまとめて行っています。一見、競馬運営はJRAのみで完結しているように見えるかもしれませんが、実際は多くの業者と共に「競馬」というエンターテインメントを作り上げています。競馬運営に協同する業者との中立性・公平性を確保した入札・契約の事務手続きを行うことで、競馬開催の上で重要な公正確保を維持し、毎週行われる競馬の施行運営を支えています。
現在の仕事
とりまとめて行う
JRAが行う施策・業務の契約締結に向けて、公平性を確保した入札・契約となるよう担当部署と打合せをして、入札説明会・開札の実施や実施に向けた事務手続きを各担当者と協調しながら行っています。また、契約業者決定後は担当部署・契約業者と調整を行いながら契約書を作成し、円滑な競馬開催を支えられるよう事務を行っています。
競馬開催日は競馬場やウインズに出張して、お客様への案内業務や馬券発売所での販売業務を行っています。イレギュラーな事案が発生した際に対応するだけではなく、お客様に競馬を楽しんでいただくために親切な案内を心がけています。
仕事のやりがい
と大切にしていること
と大切にしていること
若手ではありますが、契約室では主担当の部署を複数持たせていただいており、年次関係なく裁量持って働くことができています。私自身の意見が契約手続きに反映された際は非常にやりがいを感じます。また、複数の部署の契約を受け持つのでJRAの幅広い施策に発議段階から携われることができるのも本業務のやりがいです。外部の業者と協同して行う施策は契約書を基に物事が進んでいくので、契約締結後に齟齬が生まれないように、契約締結をする際には担当部署・契約業者と綿密な調整を行うよう心がけています。
入会の理由
仕事にできるのはJRAしかないと感じた
コロナが流行し始めた時期に競馬に興味を持ったのですが、人と人とのつながりが希薄となっていた時期でも毎週の競馬開催によって人と人との交流を生み出していた点に魅力を感じ、JRAを志望していました。競馬を見始めてしばらくは観客数を制限している競馬場にしか見に行けていませんでしたが、 JRAの面接を受けていた時期に競馬場で大歓声の日本ダービーを観戦し、この規模で人と人をつなぐ「文化」を仕事にできるのはここしかないと思い、 JRAに入会しました。
JRAで働く魅力
スキルを身につけられる
2~3年単位でジョブローテーションをするため、様々な角度から競馬に関わり、スキルを身につけることができるのが魅力だと感じています。また、平常業務と開催業務でも異なる業務を行うため、観客として見ていた時には気づかなかった競馬の新しい魅力・視点を発見しやすく、今後の業務でその知見を活かすことができるといった好循環が生まれやすい働き方であるため、常に意欲的に働くことができています。
JRAの働く環境
協調しながら働くことができる
平常業務では、若手の意見も尊重して取り入れてくださり、困ったときには相談しやすい環境で働くことができています。また、平常業務と開催業務で別の環境で働くので様々な職員と携わる場面が多いですが、職員全員が競馬開催という1つの目的に向けて業務にあたっているため、コミュニケーションも取りやすく、全体的に職員同士協調しながら働くことができる環境だと感じています。
チャレンジしたいこと
決勝審判に挑戦してみたい
JRAを志望した動機でもあった競馬を通じてお客様とお客様をつなぐという面で、メディアを通じて広くお客様に競馬の情報・魅力を届けることができる広報関係に携わりたいと考えています。また、開催業務においては競走に直接かかわる業務をしたいと考えており、レースで着順・着差等を判定する決勝審判に挑戦したいです。
オフ時間の過ごし方
よくライブや音楽フェスに行ったりしています。
また、最近ゴルフを始めたので、
スコアがよくなるよう練習しています。
1 DAYSCHEDULE
1日の流れ
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9:30出勤・メールチェック
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10:30開札
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11:00業者からの問い合わせ対応
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13:00担当部署との打ち合わせ
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14:00入札説明会
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15:00契約書作成
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16:00予定価格のチェック
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17:30退勤